<ファーブラー公爵家>
アルレイシア・アルテース・ドミナ・ファーブラー(21歳)
Hair:オレンジがかった朱色 Eyes:青紫
ジール王国ファーブラー公爵家の長女。公爵家の跡取り娘。愛称はシア。
現在はファーブラー伯爵にして、王立研究院の学者。専門は神学と魔法学。その道では結構高名。
趣味は読書と研究という根っからのインドアに見えるが、実は研究は遺跡などのフィールドワークもあるため、体力はそこそこ。しかし研究院から出られない日々が続いており、今はストレス解消に菓子作りも趣味の一環として取り入れている。
背が高く、肩幅が広いため、貧弱な体形な割りに、大柄に見えるのがコンプレックス。学者になってからは眼鏡着用。しかし、実際はそれほど悪くない。
母親が年の離れた三女を産んで間もなく産褥で亡くなったため、それ以来妹たちの母親代わり。自覚は無いがバリバリのシスコン。しかし、年が近く美貌の妹ユースティティアには羨望とコンプレックスを持っている。
また、亡母がジール王国王太子の乳母だっただめ、乳兄弟として王子とは双子のような間柄。彼女にとっては王太子は出来の良いんだか悪いんだか微妙な弟。以心伝心並に分かりあっているため、周囲には多少誤解を招いていたこともある。国王は幼少時は彼女を王太子妃にしたいと考えていたほど。しかし、本人たちに全くその気が無かったため、その話は立ち消えた。
恋愛に関しては凄まじく晩生。自分によってくる男は皆財産目当てと思っているフシがあり、その思い込みにより異性に対してはかなり辛辣。頭が切れ、口も回る毒舌家なため、全く可愛げというものと無縁。そんな自分を内心では変えたいと思っているが、なかなかその切欠が無い現状。
ユースティティア・フィーディス・ファーブラー(18歳)
Hair:純金 Eyes:紫紺
ファーブラー家の次女。長女編では脇役だがある意味キーパーソン。愛称はティティ。
ジール社交界で「黄金の薔薇」と呼ばれる美貌を誇り、数多の男性を手玉にとる恋多き乙女と言われている。本人も意図してそのように振舞っている部分もある。
実際は、学者としての姉とは違った方向で頭が切れ、世相を読むことに長け、会話などによる相手との駆け引きを得意とする。しかし、幾ら名家に生まれようと女である以上政に関わることが出来ず、生まれ持った才能を浪費している。
容姿は現在では自他共に認める国一の美女だが、幼少時は姉妹の中で一番見栄えがしなかった。そのため、必死の努力にて現在の自分を作り上げた。現在もその美貌を保つ努力は惜しまない。
家族は大切だが、年の近い姉に対しては子供の頃から複雑な思いを抱いている。また、姉の自分へのコンプレックスに気づいており、苛立ちとともに全く容姿に構わない彼女のことを気にしてもいる。
アストラスに淡い感情を抱いており、アルレイシアとアストラスが近づくことを良く思っていない。
フェレンティーア・シェミエール・ファーブラー(13歳)
Hair:炎のような深紅 Eyes:翡翠
ファーブラー家の三女にして末っ子。長女編では同じく脇役。愛称はティーア。
未だ社交界デビュー前のため、現在は年の近い王女の遊び相手や勉強相手として日々を大らかに過ごしている。
三姉妹の中で一番亡き母親似であり、それゆえ父に溺愛されている。また、姉たちとも年が離れているため、とても可愛がられて育った。そのため、母親がいない淋しさはあまり感じずに育ってきたが、それでも自分のせいで母が死んだことは彼女の心の奥深くでは傷となっている。
実は生まれつきとある神の加護を受けて生まれてきた「魔力持ち」。「神の真理を知るもの(アウグスタ・ウェーリタース)」と呼ばれる特別な力を持っている。彼女のこの力が原因で、アルレイシアは神と魔力の繋がりに興味を持ち、神学者となった。
母親譲りの美貌だが、性格はおっとりした美女だった母に似ず、はっきりした物言いと気の強さを持つ。また、アウグスタ・ウェーリタースの特性として、常人より遥かに知能指数が高く、実は姉妹中一番頭が良い。
父の溺愛を多少鬱陶しく思いながらも、母を奪った自分を責めず愛してくれる父を敬愛し、姉たちを尊敬している家族大好き少女。
だが、実は王女に忠誠を誓っており、家族より何より彼女を一番大切に思っている。王太子には同類の匂いを感じ取っており、あまり表立って現さないが、天敵認識している。
長姉の婿取りについては王太子の陰謀の匂いに気づきつつ、ある程度静観。持ち前の賢さで次姉の長姉への複雑な感情とその根本的な原因にも気づいており、それに関しては横槍を入れる隙を伺っている。が、その話は次女編で。
オマケ
レイディアル・レイオス・ドゥキス・ファーブラー(44歳)
Hair:純金 Eyes:紫紺 (次女とほぼ同系色)
ファーブラー公爵。三姉妹の父。国内の経済政策と他国との貿易を担当している大臣。いろいろ有能。
愛妻家で妻亡き後は娘たちを溺愛している。娘たちには寛大な父親と思われているが、立派な親バカ。長姉が微妙に嫁き遅れ感があるのは、実は彼の策略もあったり。未だに後妻の座を狙う女性は多いが、全く相手にしていない。
国王とは幼馴染にして親友。そのため、同時期に身籠った妻が王妃の乳母になった。
出てくる予定はないが、両親(三姉妹の祖父母)は健在。
シェレスティーア・アージェンタール・ファーブラー(享年31歳)
Hair:深紅 Eyes:翡翠 (三女と同色)
ファーブラー公爵夫人。故人。ジール王国の伯爵家の令嬢だった。夫とは夫の熱烈なアプローチに絆された感じで結婚。本当は両親亡き後、婚約者がいたりいなかったり。微妙に略奪婚だったっぽい。が、その辺は別の話。
アルレイシアが現在授けられている爵位は元は彼女のもの。領地と爵位は結婚時にファーブラー家預かりになっていた。
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